学校では習わない話~経済と経営の相関性~①
こんにちは!
今日は経済と経営の相関性について
アウトプットしていきたいと思います!
マクロ(経済)とミクロ(経営)の相関性とは
わかりやすく例えると
マクロ ⇒ 森を見る ミクロ ⇒ 木を見る
皆さんのたてる会社や個人事業主はミクロに当たります。経済の中に経営があるので、その相関性を知ることにより、どういう風に事業を作っていけばいいのかがわかります。それではやっていきましょう。
GDP成長率が主要国で最下位の日本
メリークリマス、ハッピーニューイヤー、プレミアムフライデー
何の日かわかりますか?そう、経済を支える日です。
これらは一番消費が上がる日です。
皆さん知っていますか?
日本はバブル崩壊後にデフレがずっと続いているんです。
しかも1995年から20年間GDP成長率は主要国最下位です。
具体的には、
世界平均 +139% アメリカ +132% 中国 +1414% ドイツ +30%の中で
日本はなんと -20%
また今回のコロナの影響でさらに下がると言われてます。
GDP成長率や長期間のデフレが続いているこの状況、だれの責任か?
⇒ 政府の経済運営の誤り
インフレとデフレの話
インフレとは
欲しい!が多い(売れる時代) = インフレ
需要(欲しい!) > 供給(買って!)
逆にデフレとは
買って!が多い(物が売れにくい) = デフレ
需要(欲しい!) < 供給(買って!)
これだとまだわかりにくいのでうまい棒で例えてみましょう!
うまい棒は10円です。
インフレで物価が高くなると(インフレ物価高)15円
⇒ お金の価値は安くなる!
デフレで物価が安くなると(デフレ物価安)5円
⇒ お金の価値は高くなる!
一般的に
デフレだと景気が悪い、インフレだと景気が良いと言われてますが、
これは正確には間違いです。
デフレで景気が悪いのは〇、でもインフレだからと言って景気が良いとは限りません!
デフレで物が売れないから規模や働く時間を縮小?
①規模縮小(生産・労働) → ②所得の縮小 → ③消費の縮小 →
④収益の縮小 → ①に戻る → ... ⇒負のスパイラル(デフレスパイラル)
この状態に陥ると、政府が行う施策があります。
これがETF購入=インフレ化
ETFとは:Exchange Traded Fund の略で、
日本語では上場投資信託のことを言います。
要するに日本で上場している企業(225社)の株のことです。
ETFの購入すると
①生産・労働 → ②所得上がる → ③消費が上がる →
➃収益が上がる → ①に戻る →....⇒インフレ化
このようにインフレ化して元どおりにします。
政府の経済運営の誤り
ところが実際には、
①株価が上がっても給与は上がらなかった。
②消費を意味不明なタイミングで上げた。
そもそもなぜ国はETF買いを続けるのか?
⇒国民に直接配る施策(ヘリコプターマネー)をしても何も変わらなかったから。
なぜ変わらない?
景気 = 人の気
⇒不安 = 貯蓄 反対に 希望 = 投資
未来が不安だったら貯金しますよね?逆に未来が明るかったらお金使いますよね?
ちなみに
日本のタンス預金(貯蓄)の額いくらだと思いますか?
これが30兆~80兆あると言われてます!
やばいですよね。笑
デフレ=お金の価値が上がっていくこと
ビール一杯500円がデフレだと300円になる
あれ?これってお得?
= これ大問題なんです!
この法則をご存じでしょうか?
この世のお金の93%のお金はデジタル上にあります。
残りの7%のお金が皆さんのお財布に入っている現金なんです。
この93%のお金はいわゆる投資、または住宅を買う時のような大きい買い物になります。今現在、日本はデフレ=物価の価値が上がってます。
なのでもし仮に住宅を買うとすると、
お金を銀行から借りるわけですけども、利息が高いので
⇒借金速く返したいな、お金借りたくないな
という風になり、大きい買い物をしなくなりますよね。そうなると
借し手が多い(金利が下がる)=デフレ
需要(嫌だよ!) < 供給(借りて!)
まとめ
- 政府は株価を上げるためにETFを購入する
- 経済活動を活発化させるために国民にお金を配る(ヘリコプターマネー)
- デフレになるとお金の価値は上がる
- デフレになると銀行からお金を借りない
次回は主にインフレについて話していきます。
ではまた。